帯状疱疹の予防接種

帯状疱疹は体に残っている水痘(水ぼうそう)ウイルスが再び増殖することで発病する病気です。したがって予防接種は水痘ウイルスに対する免疫力を強化するのが目的です。

帯状疱疹に対するワクチンには、元来からある(乾燥弱毒性)水痘ワクチンと帯状疱疹に特化したシングリックスという新しいワクチンの2種類があります。

従来から行われてきた水痘ワクチンは1回の接種(費用は7100円)で帯状疱疹の発病抑制効果は50%前後、一方シングリックスは2回接種(1回22000円)ですが、同効果は90%前後と言われています。

各々の長所、短所を考慮して選んで頂きますが、50歳以上の方には積極的な接種をお薦め致します。

皮膚科

前の記事

しもやけ(凍瘡)
皮膚科

次の記事

尖圭コンジローマ