前立腺炎

前立腺炎とは

一口に前立腺炎と言っても急性、慢性など、いくつかのカテゴリーに分類されます。
ここでは日常よくみる慢性前立腺炎について説明します。

症状

症状は、下腹部や会陰部などの痛みや不快感、残尿感、頻尿といったものが多いようです。(この他にも排尿痛や大腿部のしびれ感など様々な不定愁訴を訴える方もおられます。)

診断

検査としては、尿に細菌や白血球が出ているのかを調べるのが重要ですが、正常のこともあるのが厄介です。直腸診では前立腺の痛み等を調べることができます。前立腺マッサージをした後の前立腺液や尿を採取して顕微鏡で調べることもあります。(ただし、細菌感染がひどい場合はマッサージをすることは望ましくないので、必ず行うとは限りません。)これらの症状や検査結果を総合的に考え、診断することになります。(レントゲンや血液検査では診断できません。)

治療

治療は、細菌感染が考えられる時は抗菌剤を投与します。同時に消炎鎮痛剤を併用することもあります。さらに植物由来の生薬も比較的有効です。漢方薬や前立腺肥大症に使う薬も効果的なことがありますが、保険の条件等の理由で使用法が難しいケースもあります。
経過が長い場合や、症状が強い場合は治りにくいことがあります。また同じような症状で特殊な疾患の場合もありますので、早めのご来院をお薦め致します。